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恋人達(恋愛、恋人)

魅力 愛美 

双児宮

【正位置】

合一 恋愛・性愛 趣 味への没頭 浮気 調和 選択 楽観 絆 試練の克服

【逆位置】

誘惑 不道徳 失恋 空回り 無視 集中力欠如 空虚 結婚生活の破綻

【Origin:語源】

ギリシア語 desire:望む, 願う, 欲する

sexual love:性的な愛

【Related Words:関連語】

erotes:羽の生えた神と半神

Cupid:キューピッド

blindfolded child:目隠しされた子供

dolphins:イルカ

flutes:フルート

roosters:雄鶏

roses:薔薇

torches:松明

bow:弓

arrows:矢

Major Arcana

エロス eros

アフロディテの息子 ギリシャ神話の愛の神キューピッド

身体的な愛 性的な欲求 性愛 情欲 

自己保存の本能 リビドー:性衝動

愛の神エロスの放った黄金の矢は、 人の心を身体的な愛、性的な欲求へと募らせます。

 ギリシア神話に登場するエロスは、恋心と性愛を司る神さま。  近々あなたの生活の中に、愛への望みが影響を与え始めるかも知れません。

 愛に対する欲求、そして、性的な衝動に関して考えてみましょう。

 エロスの放つ黄金の矢で撃ち射られた者は、激しい愛情にとりつかれ、鉛でできた矢に射られた者は、恋を嫌うようになると言われています。

 エロスが、性愛の力を宿す矢で人間や神々を撃って遊んでいると、太陽神アポロンに嘲られ、その復讐として、金の矢でアポロンを撃ちました。

 そして、近くで川遊びをしていたダフネーを鉛の矢で撃ったことで、アポロンはダフネへの恋慕のために、彼女を追い回して求愛し続け、恋を拒絶し始めたダフネは、彼を嫌って逃げたにも関わらず、追いつめられてしまい、河の神である父に頼んで、彼女自身を月桂樹に変えさせてしまいました。

 一言で 愛と言っても様々な方向性があります。

 精神的な愛、恋愛、肉体的な愛、家族的な愛、人類愛。

 多くの人は、人間としての本質的な愛情と、恋愛感情、そして、性的な欲求から始まる関係に、混乱しているように見えます。

 恋愛は恋心の始まりで、思春期を迎えると本格的に上昇してきます。人間の自己保存の本能は種として後世を残すために、恋や愛という感情を生み出し、恋愛のパートナーを求めさせます。

 人間にも発情期があり、生殖ホルモンが多く放たれ 始めると、恋に落ちやすくなり、性愛へ引かれやすくなります。 恋愛ホルモンの分泌は、感情や感覚、体感、考えにまで影響を与えるのです。そこで肉体関係が生まれると、肉体的な交わりを、愛そのものと思い込んでしまう人も出てきます。

 リビドーと愛を一緒 にして混乱しないこと。

 性欲的な衝動は、肉体的な交わりを求めるもので、精神的な絆の深さで育まれた愛情とは趣きの違うもので す。

 まずは、愛とロマンスとしての恋、恋愛、性的な欲求、情欲の 違いを考えてみましょう。

 あなたにとっての愛の表現、パート ナーを求める時の動機が、一体どんな部分からきているのか問いただしてみましょう。

 ハートに愛の神様の弓矢が放たれたように感じる時、そこから生まれる恋愛感情の本質は、一体どこに根ざして いるのでしょう?

 恋に落ちると言いますが、愛に堕ちるとは言いません。

 恋は芽生えると言い、愛に育って実を結ぶと言いま す。

 恋と恋愛と、性愛と愛情は、同じカテゴリーに分類されがちですが、実は完全に同じものではなく、関係性のステージによって内容が移り変わるものです。

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